Publish 2018.02.25
久々の新規設計ハードです。光学式ハイハットコントローラーです。
回路とコードはほぼ完成してたので、そのまま入るケースを設計しました。
詳しくはこちらの記事を。
さて、早速3Dプリントしました。相変わらず調整不足で積層痕が汚いです...
構造について。
TCRT5000が載るセンサーマウントが付いてます。
蓋を付けるとセンサー部分だけ露出します。
で、蓋と書いちゃいましたがこっち側が底面になります。
さて、組み立てていきましょう。まずは回路を作っていきます。パーツは少ないので基板は無しで。
軽めの空中配線です。はんだ付けしやすいように脚が長めのTCRT5000Lを使いました。たぶん普通のモデルでもいけるでしょう。
ケースに合わせて銅線の長さを決めてTRSジャックにつなげます。
配線はこちらを参考に。
あとは中に入れるだけです。センサーの高さとケースの高さが揃うように設計してあります。つまり蓋の厚さ6mmがセンサーとの最小距離になります。蓋はM3-12mmのボルトで固定してます。中身はだいぶスカスカです。
んで、これをハイハットスタンドに付けるんですが、固定用のボルトが入るようになってますので、M3-25mmのボルトとナットを仕込みます。
センサーを下向きにして取り付けます。先ほどのナットを締めて固定します。
こんな感じで動きます。
ここで問題が。arduinoに繋いで試してみたんですが反応が悪い。
どうやら、シンバル受け用のフェルトとセンサーの相性が悪かったようです。詳しくはわからないですが、黒い素材だと反応が悪いです。白くても素材によっては反応が悪いです。基準はわかりません...
偶然手元にあったマスキングテープをフェルトに貼ったところ良い感じに動いたのでこれで良しとします。
動画です。
FSRを使ったタイプとの比較。ちょっとだけ小さくなってます。
FSRのタイプは、内部の構造やクッション素材の選定が難しいので、今回非接触タイプのコントローラーを作ってみたという訳です。
非接触タイプのハイハットコントローラーは最近話題のATVのaDrumsで使われています。センサーの種類は不明ですが、コントローラーに別途電源が必要でLEDの光が漏れていることから察するに、似たような仕組みと思われます。
aDrums|ドラム関連|製品情報|音と映像の融合と進化 、電子楽器と映像機器のATV株式会社
欲しい...
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2/27追記
コメントを頂いたので調べてみました。
画像は島村楽器のブログより。
ATV
aDrumsが熊本店に遂に入荷!11/26(日)にセミナー&試打会も開催決定!
パッドの裏側に丸くて白い板がありますが、これが前述のマスキングテープにあたるようで、センサーの反射板として使われているようです。センサーは下側のシンバルに内蔵されているので上向きになります。見た感じ反射板は光沢の無い白いプラ板といった感じです。この素材に関しても何種類か試してみようと思います。あと、ATVの場合は中でLEDが光っています。明るさに関しても試してみます。
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もちろん、今回制作したコントローラーは単体ではFSRと違ってRolandやYAMAHAの音源モジュールと互換性は一切ありません。しかし前回の記事で簡単にMIDI端子から信号を送れることが分かったので、既製の音源モジュールにMIDIケーブルで信号を送ればこのハイハットコントローラーを使えるはずです。たぶん。
まぁ、その内テストしてみようと思います。
モデルデータはこちら。
Optical Hi-Hat Controller by
RyoKosaka